宇宙技術を応⽤して作られた当社浄⽔器
現在、宇宙⽤に開発されたさまざまな技術は⺠⽣⽤に転⽤されるなど私たちの⽣活になくてはならない技術になっており、⽇本での宇宙開発は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で⾏っています。当社の前⽥ はJAXA宇宙オープンラボの「宇宙で安⼼して飲める飲料⽔製造に関する研究」に開発リーダーとして参加し、「閉鎖空間(宇宙ステーション)における⽔再⽣(すべての廃⽔を浄⽔する)に求められる省電⼒設 計、⼩型化、⽔質管理及びおいしさ(ミネラル添加)に関する技術ノウハウ」の研究開発を⾏いました。また、宇宙ステーションという特殊な閉鎖空間での⽣活を実現するためには、有機廃棄物や廃⽔を効率 よく安全に処理し再資源化することが最も重要な開発テーマになっているため、当社はJAXAと「有機廃棄物及び有機廃⽔の再資源化システム」の共同特許を取得致しました。そして、宇宙という極限状況 における浄⽔技術の研究を、地上での浄⽔システムのさらなる品質向上に役⽴て浄⽔器を開発しました。 浄⽔器では、まず汚⽔の⾦属成分や有害物質などを吸着性能のある物質に付着させて除去。その後、1,000万分の1ミリの孔をもつ膜を通すことでミクロ単位の有害物質を除去。その後、厚⽣労働省⾷品添 加物規格に適合した天然サンゴ素材により安全なミネラルを加えます。この仕組みが上記の技術ノウハウです。消費電⼒も少なく、⼩型化できることもこの浄⽔システムの特徴です。現在、ニューメディ カ・テック株式会社が開発する浄⽔システムに唯⼀応⽤されています。
JAXA広報誌「空と宙No.21」の研究紹介「美味しい⽔にリサイクル」にて、当社が独⾃開発した逆浸透膜を利⽤した浄⽔器と、そこから⽣成された「宇宙の⽔」が紹介されました。
→PDFでみる →宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプレスリリース
※当社製品は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術を⽤いて開発・製造されたものですが、製品に関する⼀切の責任は、当社に帰属いたします。
放射性物質の除去について
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■放射性物質を除去できる浄⽔器
次の表は、浄⽔の⽅法によって放射性物質が除去できるかを⽰したものです。除去率:(A)0~10%(B)10~40%(C)40~70%(D)70%以上
疑集沈殿 砂ろ過 活性炭 ゼオライト イオン交換 逆浸透膜 ヨウ素 B B C B C D セシウム B B A C C D プルトニウム D B C C C D ラジウム B C B B C D ストロンチウム B B A C C D (出典:2011年3⽉ 国⽴保健医療科学院 ⽔道⼯学部)
これは、活性炭あるいは通常の濾過では放射性物質の除去に限界があるものの、逆浸透膜⽅式だけが放射性物質の除去に有効であることが⽰されています。また、活性炭や他の濾過⽅式では放射性物質が フィルター内に蓄積され、それ⾃体が⾼濃度の放射性物質となり、その処理に問題が起きることがわかっています。当社の浄⽔器において、ほとんどの放射性物質は第1フィルター、第2フィルターを通過し ますが、3つ⽬のメンブレンフィルターでは圧⼒がかけられた⽔だけが浸透しながら通過します。そのため、セシウム、ヨウ素、テルル等の放射性物質はこの膜を通過できず、排⽔として除去されます。こ のように放射性物質は排⽔と⼀緒に装置外に排出され、装置の中のフィルターには残りません。
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■放射性物質等の浄⽔実験
2011年3⽉に福島原⼦⼒発電所で事故が起き、その後、「実験1飯舘村のため池の⽔」および「実験2いわき市で採取されたほうれん草の洗い⽔」を当社の浄⽔器を使⽤し、それぞれの⽔に含まれていた放 射性物質を除去する実験を⾏いました。これにより、当社の浄⽔装置はヨウ素、セシウムについて98%以上の除去能⼒があることが証明されました。
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■実験1 飯館村のため池の⽔分析実験
2011年3⽉に福島原⼦⼒発電所で事故が起き、その後、「実験1 飯舘村のため池の⽔」および「実験2 いわき市で採取されたほうれん草の 洗い⽔」を当社の浄⽔器を使⽤し、それぞれの⽔に含まれていた放射性物質を除去する実験を⾏いました。これにより、当社の浄⽔装置はヨウ素、セシウムについて98%以上の除去能⼒があることが証明されました。
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■実験2 いわき市のほうれん草の洗い⽔分析実験
2011年3⽉11⽇の東⽇本⼤震災による原発事故後の、福島県いわき市の放射性物質が含まれた「ほうれん草の洗い⽔」を採取し、クリスタルヴァレー家庭⽤浄⽔器・災害⽤浄⽔機で、浄⽔ろ過した後に、放射性物質が残留しているかどうかの浄⽔検査を⾏いました。浄⽔後の放射性物質の残留の有無の検査は、三菱マテリアルテクノ株式会社⼤阪化学分析センターに依頼しました。分析結果報告書をいただきクリスタルヴァレー家庭⽤浄⽔器・災害⽤浄⽔機の放射性物質の除去能⼒が実証されました。
2011年8⽉26⽇に経済産業省から、2011年3⽉福島原発から放出された放射性物質および広島に投下された原⼦爆弾から放出された放射性物質について発表されました。放射線を出す物質は、半 減期と⾔って、どれぐらいの時間でその放射線量が半分になるかという指標をもっています。またそれぞれの物質は、放射線をだすことによって核種が変化し、たとえばセシウムの134は2年でそ の放射線量が半分になり、放射線をだすことによって、それがバリウム134に変化します。バリウム134は安定していて、放射線を出しません。半減期の短いものはその影響が⼩さいのですが、半 減期の⻑いものは⻑期にわたり放射線を出し続けるため、放射能汚染や内部被曝の影響が⼤きくなります。特に、ヨウ素129は半減期が1570万年と⻑く、⼈体に与える影響が⼀⽣涯続きます。
核種 | 半減期 | 放出量 | 核種 | 半減期 | |
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Cs-134 セシウム | 2年 | 1京8,000兆 | → | Ba-134 | 安定核種 |
Cs-137 セシウム | 30.1年 | 1京5,000兆 | → | Ba-137m | 2.6分 |
Te-129m テルル | 33.6⽇ | 3,300兆 | → | I -129 ヨウ素 | 1570万年 |
I-131 ヨウ素 | 8日 | 16京 | → | Xe-131 | 安定核種 |
核種 | 半減期 | 放出量 | 核種 | 半減期 | |
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Cs-137 | 30.1年 | 89兆 | → | Ba-137m | 2.6分 |
I-131 ヨウ素 | 8⽇ | 6京3,000兆 | → | Xe-131 | 安定核種 |
これらのデータから、セシウム137の放射能放出量に換算すると、福島原発から4⽇間に放出された放射能放出量は、広島原爆の約168発分に相当すると考えられます。
⽔質分析データ
クリスタルヴァレー浄⽔器で浄⽔した⽔のさまざまな⽔質分析データを下記からPDFでご覧いただけます。
・クリスタルヴァレーの⽔は20年間ポリタンクに保存した⽔でも安全な飲料⽔になることを世界で初めて証明しました。
・厚⽣省 ⽔道⽔質基準51項⽬試験にて飲料可を証明。(平成27年 厚⽣労働省令 改正)
・環境省 地下⽔の⽔質汚濁に係る環境基準に基づいた有害物質除去能⼒試験にて飲料可を証明。
当社の⽔質分析データは、第三者⽴会いのもと、原⽔に有害物質を既知量添加もしくは実際の有害物質を浄⽔稼働させ、環境計量証明書によ る浄⽔除去データとして取得しております。他への引⽤、複写、 無断転載は⼀切禁⽌します。
■ご注意
●当社の⽔質分析データは当社独⾃開発の逆浸透膜を⽤いたものです。
●当社の⽔質分析データを無断で⽤いて「同じ0.0001ミクロンの逆浸透膜です。」「除去能⼒も同じです。」と称して販売している業者があるようですが、当社とは⼀切関係ありませんのでご注意
ください。
●20年間保存⽔は、無菌室での厳格な条件下のもと⾏われた検査結果です。⼀般家庭での簡易的な保存⽅法では同様の結果は得られませんのでご注意ください。