滋賀県近江八幡市や竜王町など(約19万人)に県が提供している水道水から異臭が発生している問題について、臭気原因物質(2-MIB)を発生するプランクトン「オシラトリア」を検出したと滋賀県企業庁から発表がありました。
浄化後の水からの異臭に気づき、職員が活性炭の投入など対策を行ってきたが、悪臭は軽減することなく、水道水に含まれる臭いの物質の濃度が基準値の1.5~3.5倍にもなり、8月31日から9月5日までに苦情が800件以上寄せられいるとのことです。
オシトラリアなどのプランクトンの発生は気象条件に左右されるため、いつまで続くかは不明としている。
県企業庁は「やかんや鍋の蓋をせずに5~6分沸騰させるとにおいは軽減される」としているが、煮沸により塩素成分のぬけた水はバクテリアが発生する危険があり、硝酸性窒素や亜硝酸性窒素などは揮発性が無いためさらに濃縮される結果となります。
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